&smile工房×堀井鞄製作所 着せ替えバッグができるまでSTORY
「情報紙発行の20周年記念に、何か残したい!」
そう考えたすみれ社長は、地元播州織でオリジナルを作りたいと考えました。
そこで、播州織の織元さんのご厚意で小ロットの自社オリジナルデザインのジャカード播州織生地を織ってもらいました。話が長くなるので省略していますが、実はそこまでも大変でしたが、そこからも大変。どんな商品を作ったら喜んでもらえるものかと、夜も寝ないで昼眠そうにしながら考え出し、これまた地元縫製業者さんの協力で数種類のグッズが完成したのです。完成品は、お世話になっている取引先に配ると同時に、播州織工房館に置いていただけることになりました。
その後、お店の方の努力でいくつかは売れたのですが、爆発的なヒットとはなりませんでした。特に売れ残ったのは、あづま袋。そう、社長が子どもの頃に、お弁当を包んでいたアレです。あづま袋がダメだったのではなく、ジャカードのしっかりした生地があづま袋には不向きだったからかもしれません。
そこで社長は、革の持ち手を付けたらどうかと考えました。社長自身が試作でそれを使ってみたところ、「軽くてなんて楽やの~!」と感動してしまいました。「おしゃれやね~!」「革の持ち手はひとつでも、あづま袋を替えたら雰囲気変わるね!」と周りの評判も上々。
そこで、この感動を皆様にもお届けしたくて、製品化に踏み切ったというわけです。
特に、使いまわさなくてはいけない革の持ち手にはこだわり、西脇市の工房を構える確かな技術の堀井鞄製作所さんに頼みこんでお願いしました。
持ち手は赤と紺の2種類、持ち手の長さも30センチと60センチの2種類です。あづま袋は、素材も色柄もいろいろ取り揃えました。たくさんの方のご厚意によって出来上がった着せ替えバッグは、大量生産できないため一旦売り切れると次はしばらくお待ちいただかないとなりません。
まだ数の揃っているこの時期に、ぜひ播州織工房館で手に取ってみて下さいね。