ベルの楽しさをバングラデシュへ
今年1月26日から2月1日まで、バングラデシュの子ども達に日本で産まれたハンドベルの一種「ミュージックベル」を教えに行ってきました。
バングラデシュに行くのは2016年6月に行ってから今回で2回目。
いずれも「国際エンゼル協会(伊丹市)」の東村眞理子代表から「バングラデシュの子ども達にベル演奏を教えてやって頂けませんか」と依頼されたことがきっかけでした。
4年前は私と私の娘と2人で同協会のスタディツアーに参加し、ミュージックベル1セットを寄贈、娘と2人でベル演奏を披露し、「百合子エンゼルホーム」で生活している50人の子ども達に、ベル演奏を指導しました。
「きらきら星」「ふるさと」「We Shall Overcome」の3曲を教えて帰ってきました。宗教や言葉の違いを超え、子ども達とベル演奏を通し、音楽を通し触れ合い、西洋音楽も入っていない、ピアノもないこの国にこそ、1人が1本持ち、みんなが集まって1曲を創り上げるこの楽器がふさわしいのではないかと思い、できれば毎年行きたいと思っていましたが、私達が帰国した1週間後に、首都ダッカでテロ事件が起こり、日本人7人が犠牲になりました。
世界情勢が不安定な中、なかなかその勇気が出ませんでした。
あれから4年が過ぎ、教えた子ども達がこの1月で卒業するという事で、もう一度、教えに、子ども達に会いに行くことを決めました。
私が伝えたベル演奏を4年の間、先輩から後輩へと受け継ぎ、演奏し続けてくれていました。私の事も、しっかり覚えてくれていて、再会を喜び合いました!本当に嬉しかったです。
また、新しいメンバーに「ふるさと」と、「きらきら星」の2重音演奏を教え、帰りのお別れ会では上手に演奏を披露してくれました。
改めて、音楽の力を感じた4日間。これからも私は音楽を通し、国際交流できれば、そして音楽でバングラデシュの子ども達を支援できればと思っています。
次は、リコーダーをさせたいという希望を聞き、日本で使わなくなったリコーダーを集め、バングラデシュに送りたいと思っています。
多くの皆様に、ご協力いただけますよう、よろしくお願い致します。
Studio Bell Fantasy 代表 熊原幹恵
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