よっぴぃのとらべるリトリート

忙しい現代社会。仕事や家庭、人間関係などの日々の生活から距離をとり、ゆったりとリラックスして自分をリセットするリトリート。自然の中ですごしたり、無になる体験をしたり、いつもとちがう空間、景色、普段出会うことのない人との関わり。旅を通したリトリート体験をご紹介します。

vol.1 仙酔島(せんすいじま)

“仙人も酔ってしまうほど美しい島“といわれる仙酔島。鞆の浦(広島県)から「平成いろは丸」という連絡船で約5分。紀伊水道、豊後水道、関門海峡の3つの海流がぶつかる場所に位置するこの島は地球のエネルギーがぶつかりあうパワースポットなのだそうです。

この島は、宿やキャンプ場があるものの住む人はいない無人島。中心部には安芸の宮島と同じ神様をまつる「弥山」があり、伊勢神宮や出雲大社と並ぶパワーの強い場所だと言われています。静かで気持ちのいい島ですが、私にはちがいはよくわかりません。ということで、船着き場のすぐそばにある岩のトンネルをくぐって散策開始。

すぐそばにあるのが「龍神橋」。息を止めて静かに橋をわたり、渡りきったところに龍神様が寝ているらしく、その背の上でお願いごとをしてみます。願いはひとつだけなので、やっぱりアレをお願いしました。

竜神橋

 

さらに、海岸沿いに遊歩道を進むと、青・赤・白・黒・黄の「五色岩」が延々と1km続いています。地層が断ち切られてできた断層や波に浸食されてできた海食洞もみられ、太古からの地球の歴史を感じます。

五色岩

 

さらに進むと「閃きの門」が。彦浦というこの浜は、3時間瞑想をすると自分の使命や生まれてきた目的がわかるらしい…が暑いので省略。海に入るのは何年ぶりだろう?波に遊ばれ気持ちいいです。この島は平清盛が厳島神社の大鳥居を建てる案もあったとのこと。フカ(サメ)のため、断念したそうですが。

 

他にも、電磁波がアースできる浜があったり、浦島太郎の言い伝えがある浜があったり、洞窟蒸し風呂や塩風呂があったりと、周囲約6kmの小さい島ながら見どころはいっぱい。異空間での時間を楽しめました。

 

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