動物愛護センターってどんなとこ?

動物愛護センターというとどういうところを想像しますか?
 
捨て犬や捨て猫を引き取る所とか、動物虐待を取り締まる所、そんなイメージをお持ちの方があるかもしれません。
 
そこで、兵庫県動物愛護センター三木支所に伺いました。突然の訪問でしたが、課長さんと支所長さんが気持ちよく出迎えてくださいました。動物愛護センターは、獣医師もいて、職員全員で話し合いながら犬や猫のお世話をされているのですから安心ですね。
 
主な仕事は、犬や猫の飼い方指導だそうです。「犬のしつけ方教室」の他、小学校や自治会向けの啓発セミナー、ペット防災展示なども行われています。
 
最近では、犬の飼い主さんによる不妊手術やしつけへの理解などによって、三木支所で保護する犬や猫は年々減っているそうで、大変感謝されていました。やむをえず引き取った犬や猫も、健康や気質に問題なければ、正しい飼い方モデルになっていただける家族を募集し譲渡されているそうです。
※譲渡には条件があります。
 
猫については、飼主のいない猫が増えないよう「完全室内飼育」「避妊・去勢手術」「所有者明示」の普及啓発をされているそうで、昨年「猫の室内飼養モデルルーム」が開設されました。ここでは、毎週火・木・日の10時半からと13時半から各1時間「猫とのふれあい」ができます。飼っている人も飼いたい人も、猫と遊びながら、家の中で猫が楽しく暮らせるヒントを知ることができます。

 
 
【施設情報】
兵庫県動物愛護センター 三木支所
三木市志染町窟屋1242-48
0794-84-3050
兵庫県動物愛護センターHP

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