春爛漫ハイキング

きらきら自然コース【西脇市】

photo:西脇市HP

【コース】JR黒田庄駅→日本のへそ日時計の丘公園→八幡宮→住吉神社→こぶ岩→黒田庄駅

【距離】約11km 【所要時間】約3時間30分

黒田庄駅から日時計の丘公園までは川沿いの県道294号線(約3km)より黒田庄のまちなかを散策しながら歩ける県道599号線(約2.6km)がおススメ。日時計の丘公園では様々な葉色の「カラーリーフガーデン」、ハーブ香りに包まれて癒し効果抜群の「香りのガーデン」、水生植物や浮葉植物が楽しめる「ウォーターガーデン」、自生植物を保存する「ネイティブガーデン」などインスタ映えするスポットがいっぱい!存分に春のガーデンを楽しんだ後は、角柳の八幡宮と住吉神社に寄って、「こぶ岩」の案内看板を確認して橋を渡ります。

ここからは山登りコース。途中、道が狭くなったり右や左にクネクネと曲がっていますが、案内看板をしっかり確認して登れば大丈夫!高さ4メートル、周囲10メートルの奇岩、約30分でこぶ岩へ辿り着きます。こぶ岩は癌や腫瘍封じの神として祈願され、人々の難儀を自分の身に移して助けたために現在の姿になったといわれており、江戸時代から人々の信仰を集めていました。

photo:西脇市HP

photo:北播磨の里山紀行

【問合せ】0795-22-3111(代)西脇市役所 産業活力再生部 商工観光課

わくわく英雄コース【西脇市】

photo:西脇市HP

【コース】JR黒田庄駅→日本のへそ日時計の丘公園→山王神社→極楽寺の太閤腰掛岩→御霊神社→木曾義仲の供養塔→黒田庄駅

【距離】約11km 【所要時間】約3時間30分

日時計の丘公園でウォーミングアップした後、山王神社を拝んで南下し、歴史上の英雄にちなんだポイントを巡り、黒田庄駅に戻ってくるコースです。極楽寺は安土桃山時代に建立された臨済宗妙心寺派の禅寺で、黒田官兵衛の里に有り、大河ドラマにて一躍有名となった場所です。境内の裏手には太閤の腰掛け石があり、初夏には山門前の池に蓮の花が咲いて風情のある景色に出会えます。

photo:西脇市HP

黒田庄町大門にある高さ4.6メートルの花崗岩製の石塔「十三重の塔」で、平安時代末期の武将、木曾義仲の供養塔と伝えられています。鎌倉時代後期に建てられたという石塔の中には、塔と同じ形をした水晶の塔が納められていると伝えられていましたが、実際に移設調査中に塔の中から、高さ2.5センチメートル、重さ4グラムの水晶の五輪塔が発見されました。

【問合せ】0795-22-3111(代)西脇市役所 産業活力再生部 商工観光課

歴史景観形成地区「北条の宿」と戦国武将赤松氏の「小谷城跡」を歩く【加西市】

【コース】北条鉄道北条町駅→兵庫県歴史景観形成地区「北条の宿」の町並み→酒見寺→住吉神社→五百羅漢→小谷城跡→北条町駅

【距離】約6km 【所要時間】約3時間

photo:新日本歩く道紀行推進機構HP

北条の宿は古くから山陽・山陰を結ぶ交通の要衛として栄えた宿場町の面影を現在も色潰く残し、袖うだつや、虫能窓などを備える町屋が並び、国登録有形文化財の指定されている水田家や高井家住宅、鏝絵や加西市最古の道標など、旧家のまちなみの貫録に圧倒されます。酒見神社の多宝塔は国の重要文化財に指定されていて、江戸初期建築を知る優雅な佇まいです。酒見神社の西隣にある住吉神社では国の登録有形文化財で播州三大まつりの1つ、北条節句まつりが開催されることで有名です。

photo:新日本歩く道紀行推進機構HP

北条小学校と中学校の間の道を北へ進むと石仏のまち加西を代表する観光スポット羅漢寺があります。いつ誰が、何のために作ったかわからないながらも、その素朴なたたずまいに心癒される500体の羅漢が並んでいます。そこからさらに1時間の登り坂。戦国時代の武将赤松氏の支城として加西市街地を見下ろす山上に建てられた小谷城跡に到着します。登城路は整備されていて登りやすく、播磨攻略の際に羽柴秀吉が修築したと思われる堀や曲輪などの遺構がきれいに残っていて、地元の人達の愛着心が感じられます。ふもとの陽松寺には城主赤松柿尚の石塔が建っています。

【問合せ】0790-42-8740 加西市観光まちづくり協会

加西アルプス縦走の道【加西市】

【コース】北条鉄道播磨下里駅→善防山山頂→吊り橋→笠松山山頂→古法華寺→善防池→北条鉄道播磨下里駅

【距離】約8km 【所要時間】約3時間30分

一両編成の北条鉄道の車窓から眺める田園風景、この時季はやわらかな春の香りもめいっぱい楽しめます。加西アルプス縦走は中級者向けのコースですが、森林の中でイオンシャワーを浴びながら登山道を上り、善防山と笠松山とをつなぐ吊橋を渡って笠松山へと、めまぐるしく変わる大自然の表情が楽しめる人気のコースです。

photo:新日本歩く道紀行推進機構HP

photo:新日本歩く道紀行推進機構HP

ここでは岩肌を上りながら360℃のパノラマを楽しめます。また、古法華寺では日本最古(白鳳時代)の石仏を拝観することができます。

photo:新日本歩く道紀行推進機構HP

加西市はため池の多さでも有名です。特に善防池、皿池からの善防山、長の石山の風景は加西市を代表する景色のひとつです。

【問合せ】0790-42-8740 加西市観光まちづくり協会

小野アルプス縦走ハイキングコース【小野】

【コース】JR粟生駅→鴨池公園→岩倉古墳→惣山山頂→峠の地蔵→前山山頂→高山山頂→白雲谷温泉ゆぴか

【距離】約15km

【所要時間】約3時間30分

地域住民の手で守られ、育てられてきたハイキングコースであり、里山とそこに生活する住民との関わりを、現在に受け継いでいるとも言えるほど、住民の息づかいを感じることができるコースです。地元産のそばを使った「きすみのそば」、岩倉古墳、日本一低いアルプスと親しまれる「惣山」、言い伝えのあるお地蔵さんなど、のどかに農村市遊楽を楽しめます。

photo:小野市観光協会HP

photo:小野市観光協会HP

JR粟生駅から鴨池公園はボート、バーベキューを楽しむこともでき、関西有数の鴨の飛来地であり、コハクチョウの日本最南端の生息地です。6世紀頃に築造されたと推定される岩倉古墳は、11基の円墳からなる古墳群で、その中でも2号墳は市内最大規模の横穴式石室を保有。石室入口の閉塞石が取り去られていて、石室内に自由に入ることができます。

photo:新日本歩く道紀行推進機構HP

惣山山頂は地元で「日本一低いアルプス」と呼ばれている小野アルプスの最高峰。標高198.9m。岩肌が夕日に映えて紅色に見えることから「紅山」と呼ばれる西隣の山の「馬の背」を眺めることができる。加古川市内の田園風景を一望できます。峠の地蔵は「子授け地蔵」と呼ばれ、種のあるものをお供えすると子供を授かると言われています。また、昔この地蔵のそばには湧水があって峠を越えてきた人が喉を潤したとか。今でもお供え物が供えられ地域に大切にされています。そして、高山山頂からは見晴らしの良い日には、明石海峡大橋が眺望できるのです。小野アルプス縦断の後は、地下1、300m、約1億年前の地層から湧出する天然温泉「白雲谷温泉ゆぴか」でまったり。明日の原動力を補ってください。

【問合せ】0795-4-63-1929 小野市観光協会

霊峰鎌倉山縦走 修験の道【加西市】

【コース】愛宕神社の石鳥居→護摩堂→釈迦如来石仏→鉢尾峰→東ののぞき→鎌倉山山頂→西ののぞき→鎌倉寺→愛宕神社の石鳥居

【距離】約6.4km 【所要時間】4時間

刹普光寺を中心に、鎌倉山とその周辺山稜の旧行者道をまわるコースです。鎌倉山は高く美しい姿や近郷一円の水源であったことから、古くから神々の古里である神体山として、日本最古の地誌『播磨国風土記』など神話や伝説にも数多く登場します。住吉神社や佐保神社の神社記によれば、いずれも鎌倉山から降臨された神と記されています。山頂には双眼鏡も設置され、播磨平野が一望でき、遠くは明石大橋や瀬戸大橋も望め、「西ののぞき」の目もくらむような岩壁に磨崖仏が刻まれています。

photo:新日本歩く道紀行推進機構HP

【問合せ】0790-42-8756 加西市 播磨国風土記1300年事業推進室

爽やか稜線周回コース 三草山【加東市】

【コース】JR社町駅→鹿野登山口→三草茶畑→つくばねの滝→朝光寺→十八羅漢→口池→三草山山頂

【距離】約8km

【所要時間】約3時間30分

photo:加東市観光案内所HP

気軽にハイキングを楽しめる三草山。そして昭和池をぐるりと巡る稜線歩きは気持ちがいい。その昔、三草山は源平合戦の古戦場だった場所として歴史に名を残す山でもあるのです。そんな遠い昔に思いを馳せながら眼下にひろがる景色を眺めれば気分はしばし天上人。

【問合せ】Tel. 0795-48-0995 加東市観光案内所

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